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Channel: 幡野広志のブログ
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カラスを食べた話

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イメージ 1雑誌のコラムの方にも寄稿した内容ですが最近よくカラスを食べてます。
あの黒くてカーカー鳴いてるカラスです。

カラスはハシブトカラスとハシボソカラスの2種類がいます。
両者の違いはその名前通りクチバシの太さが違います。
体もハシブトの方が一回り大きいです。
大きな違いの1つに食性の違いがあります。

太の方は肉食性が強く、細の方は植物性が強いです。
養鶏場や牛舎の家畜を襲ったりしてるのが太い方で、
畑で野菜をつついたりしてるのが細い方です。

どちらも人間にとって害獣な存在です。

これは田舎に限った話ではなく。都民のみなさまの生活環境を良くするために
東京都は都内に3万7000羽生息していたカラスを駆除して駆除して駆除しまくって
1万9000羽まで減らしました。約半数の駆除ってのはすごいです。

イヌやネコの殺処分には反対する方は多いですが
カラスの駆除に反対する人は少ないです。
愛玩動物の勝ち組っぷり凄いです、見た目とイメージというのは大事です。


僕は基本的に細い方しか狙いません。
肉食性の強い動物はあまり美味しくはないからです。

都市部でも山間部でもカラスは沢山見かけます。
カラスが多い理由は天敵が少ないからだと思います。
オオワシが天敵に上がりますが圧倒的に数が少ない。

カラスは共食いもします。太い方が細い方を食べます。
そういう意味では一番の天敵はカラス自身かもしれません。

猟師だって駆除目的以外ではあまりカラスを獲りません。
だってカラス食べるのってなんか嫌じゃないですか、気持ち悪いし。
僕は食べるけどね。

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カラスです、丸裸になってます。
大きさはハトの3倍くらい、カモよりは小さいです。
黄色いのは脂です、脂が少ないです。

皮は頭と羽根ごと現場で剥いでいます。

羽根つきのカラスを持ってかえると嫁さんが怒るのと、
羽根つき皮を農家の方に差し上げると喜ばれるからです。

農家の方はカラス除けにのために畑に吊るしたりします。
農家の方がいなければ現場に埋めて投棄します。

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解体します。
胸肉、モモ肉、手羽元に切り分けます。
カラスの大きさにたいしてとれる肉は少ない気がします。
スーパーで売ってる鶏肉がいかに巨大なのかよくわかる。

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胸肉です、弾が貫通した痕です。
左から入り右に抜けてます。5.5mmの空気銃で撃ちました。
弾が回転しているので抜ける方は穴が大きくなります。
食べる部分に弾が当たるのはあまりよくありません。

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今回はシチューにしました。
作り方は普通です、肉がカラスなだけです。
この時点でかなり美味しそうです。

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僕はいつもある程度鍋で煮込んだら、
炊飯器に移して保温で月桂樹と一緒に1晩ほど放置します。
こうすることにより弱火でじっくり煮込むのと同じで肉が驚くほど柔らかくなります。

最大のメリットは火を使わないで放っとけば放っとく程美味しくなることですが、
最大のデメリットはご飯が炊けないことです。

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生クリームをかけて、はい完成。
美味しそうでしょ?美味しいです。

胸肉はジビエ特有のクセがあります。
鳩やカルガモの胸肉に近いレバーっぽさがあります。
モモ肉は普通の鶏肉と食感、味ともに一緒です。

カラスって教えなければこれ食べた人みんな美味しいって言うと思います。

20万円を落とした話。

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20万円でなにができるか。

海外旅行に行ける、アジアだったらけっこう豪遊できる。
パソコン買えるし、カメラだって買える。
作品制作資金としても充分だし、ギャラリーかりて個展も開催できる。
欲しいけど値上がりして手が出ない書物も余裕で買える。
僕のAmazonの欲しいものリストの中身はとりあえず全部購入できる。

考えてみると20万円ってわりとなんでも買えるし、なんでも体験できる。

そんな20万円をごっそり落として無くしてしまったと嫁からメールで告げられた。

そもそもなんで現金をごっそり落としたかというと、
嫁の職場の幼稚園では振込支給ではなく、
いまだに給料袋に現金を入れた手渡し支給だからだ。
そう、1ヶ月の給料まるまる落としたのだ。

8:00~16:30の勤務時間にもかかわらず
7:30には職場に入り、毎日平均3時間程残業して20時ごろ帰宅。
帰宅しても1時間ほど書き仕事を毎日している。
休日出勤も多く、実質毎月の残業時間は国の定める過労死ラインの80時間を超える。

他人の子どもの面倒を見るのは責任重大だ。

ケガをさせないように気を配るのはもちろん、常に子ども同士のトラブルが無いか気をつけている。
1人の子どもを面倒みるのも大変なのに、それが1クラスいる。

幼稚園というのは教育機関だ、でも小中学校のような記憶させて答えを出す教育とは違う。

幼稚園の教育はケンカをしたときや相手を泣かせてしまったときに、
ちゃんと謝ることやそれを許すこと、仲直りさせる教育。
見知らぬ子ども同士が友達になってコミュニティをつくる教育。
大人数に対して1つのおもちゃを順番に遊ばせ、独り占めしないで我慢させる教育。

社会性や集団でのルールを身につける教育だ。
少子化が進む現代において、家庭ではまず教育できないことを教育する場所だ。

算数や国語の問題なんてネットで調べれば答えはみつかる。
幼稚園で行う教育はネットで調べても答えが出ないものばかりだが、
大人になったときに一番重要な部分の「人柄」に関わる。

あやまることが出来ない大人、許すことができない大人。
ネットでのつながりだけで実社会で友達ができない大人。
他人のことはお構いなしで買い占めをする大人。
そういう大人にしないような教育だ。

大げさな話ではなくて幼稚園の先生というのは、
子どもの一生に関わる職種だから責任重大だと僕は思う。
そんな責任重大な仕事をサービス残業しまくって、
ヘロヘロになって得た給料が20万円。経営者からするとコスパが高い。

それを給料袋ごと落とした。
普通に考えて自分の配偶者が一ヶ月分の給料を失くしたらだれだって怒る、
壮絶な夫婦喧嘩に発展すると思う。
本当に落としたのか?使い込んだんじゃないか?とかそいう疑惑だって浮くかもしれない。

ネットで検索するとクレヨンしんちゃんのみさえが、ひろしの給料を落とすけど結末は感動的な話になる記事が出てくるけど、ヤフー知恵袋には「給料を落とした夫が信用出来ません、イライラする」なんて怒りの書き込みがある。
そんなもんだ、感動的な話を制作したアニメと現実は違う。現実の方がよっぽど信用できる。


うちの嫁はこの件を隠そうと思えば隠せた。
貯金はあるし、実家に頼めば20万といわず200万円ぐらいパッとくれるような家庭だ。
そうすればお金を無くしても僕に怒られることは回避できる。

でも正直に謝ってきた。

僕は怒らなかった、怒ったところで給料が見つかるわけじゃないし、
そもそも充分すぎるほど本人が落ち込んで反省している。
それよりも隠さずに正直に謝ってきたことが嬉しかったので許した。

まさに幼稚園の教育だ、
嫁と結婚していなかったら、きっと烈火のごとく怒っていたと思う。
そもそも嫁は鬼のように怒られると覚悟したそうだ。

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次の日に警察にいき遺失物届けを出した。
警察官が親身に話を聞いてくれて嬉しかった。
写真撮っていいですか?って聞いたら快諾してくれた。

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その日の夜、封筒に「給与」って書いて僕のヘソクリの20万円を渡した。
最初受け取らなかったが、こんな大変な仕事をして給料が無しではかわいそうだし、

生活費ではなく日頃の感謝のお金ということで渡したら受け取ってくれた。
僕はありがとうって渡して、嫁もありがとうって受け取る。

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言葉って不思議だ。
もし謝ってきた嫁に対して鬼のように怒っていたら、
結果は全く違うことになっていたかもしれない。

次なにか嫁が問題を抱えても僕に正直に言わなくなると思う。
僕が問題を抱えて嫁に相談したとき嫁からすれば
「あのときあんだけ怒っておきながら、、、」ってなると思う。

この一件で20万円は失ったけど、20万円で買えないものを得た。
それは夫婦の信頼関係だ。
失わないですんだってほうが正しいかもしれない。
そして多くの気付きがあって考えさせられた。

そう考えると20万円なんて安いもんだ。

ただ!!もし拾った方がいたら。半分差し上げるので給与袋に書いてる電話番号にご連絡を。
現金10万円と正直者という名誉が得られますよ。

引越しの話

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3LDKに駐車場が2台ついて家賃6万円の賃貸マンション。
二人で住むには充分すぎる広さで、家賃もびっくりするぐらい安い物件。
嫁の職場からも近くて気に入っていたんですが引っ越しました。

引っ越した最大の理由は環境の悪さです。

土日になるとマンションのエントランス前には車高を下げすぎてタイヤが八の字にまがって、
ウインドウにはゴチャゴチャしたステッカーが沢山貼ってある、
よくわからない方々が車の改造をガチャガチャと朝から晩までやります。

虐待を疑うほどの子どもの鳴き声や叫び声が夜中にときどき聞こえます。
女性がヒステリーにギャーギャーと怒鳴る声が聞こえます。

ついでにベランダでタバコを吸う人が多い。
これ結構迷惑なんです、マジで。
やってる方は止めた方がいいです。

安くて広い物件というのは、それなりの理由があります。
駐車場に止まっている車は改造車ばかり、駐輪場に止まっているバイクも改造車ばかり。
完全にDQNの巣と化していました。

騒音の通報をうけた警察が何回も出動していました。
僕自身も何回か警察に通報をしたり、管理会社に相談をしていましたが
根本的な解決には至らず、ちょうど更新ということもあり引っ越しました。

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住み始めたころは普通の方々が多く、静かな日々でした。
目の前が山なので虫の音や動物の鳴き声だけでなく、雨の音や風の音が心地よくて
夜はテレビも照明も付けないで、ローソクの灯りだけで外の音を聞くのが好きだった。
雪が積もった日は最高に景色が良くて、ストーブを出して暖かいお茶を飲みながら雪見をしてた。

しかし徐々にマナーの悪い人たちが増えてくると、普通の人はみんな嫌になって引っ越してしまい、
入れ替わりで入居してくる方は不思議とマナーの悪い人たちが多かったです。

僕の銃の担当警察官にそれとなく引っ越すことを相談したら、
そういう輩が多く住んでる地域と、住んでいない地域を教えてくれました。
地域警察はやっぱりすごいです、助かりました。

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引越しをしていて一番驚いたのが若くて体の細い女性スタッフが
4×5カメラが入ったジュラルミンのケースを2つ重ねて軽々と運んだこと。
写真関係者にしか分からないことかもしれないけど、けっこうすごい事だと思います。

他にも重い撮影機材や荷物をバランス良く重ねてどんどん運んでいく。
重いものを効率良く運ぶのって立派な技術なんだと感心。

2時間弱で家の中のものを全て運んでくれた。
引っ越し業者は有名な会社だけど、見積もりを出した業者のなかでは値段が一番高かった。

もっと安くて聞いたこともない会社もあったけど、
安いところって一番最初に人件費を削っているわけだから
結局スタッフの質が低い気がする。

どんな仕事でもそうだけど、いい仕事をする人やいい商品って値段が高いものだと思う。
値段高いけどこの会社にして正解だった。

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新しく引っ越した先はSECOMつきの物件。
いままでの家がセキュリティーが無さすぎたので今回はしっかりした家にした。
警備会社の人が警備機器の説明に来てくれた。

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警備員のお兄さんの装備が気になり、身につけている装備をあれこれと見せてもらった。
ベストは防刃になっていて警棒と強力なフラッシュライトを装備していた。
装備を始めシャツ一枚でも管理が非常に厳しいそうだ、警棒とライトにシリアル番号も入っていた。
深夜に侵入の通報があって駆けつけるときはすごく緊張するそうだ。

異業種の方の話を聞くのは面白い。
撮影関係者と撮影機材の話をするよりも全然おもしろい。

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新しい家から歩いて1分の距離に嫁のおじいちゃんの家がある。
庭が立派で畑もある、なぜか祠まである。
和室しかない家の中には壷とか日本刀とか賞状とか神棚とか提灯とか民芸品がいっぱいある。
地方に行くとこういう蕎麦屋さんあるなって思った。

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孫が近所に引っ越してきておじいちゃん嬉しそう。

土地が余ってるから家建ててあげるって言われたけど、
そういうことは引っ越す前に書面にしてね、おじいちゃん。

会話の流れで双眼鏡のポーズやってたから写真撮っておいた。

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引っ越した次の日にご近所さんへの挨拶も済ませた、
タオルやら洗剤やらもらっても好みもあるので困ると思ったので
コンビニで使えるプリペイドカードを渡した。
金券類が一番もらって嬉しいと思う。

ようやく片付けも終わって新しい生活の始まり。
駅から歩ける距離になって夜中タクシーを使わなくてすんだし、
なにより環境によるストレスが無くていいです。

前の家よりも半分くらいの広さになって、
家賃は倍近くに跳ね上がったけど、環境を考えればこれが適正な気がします。

僕が料理をする理由。

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最近料理にはまっているます。
料理は楽しい、手間をかけるほど素材にこだわるほど正比例して美味しい料理ができる。

テールシチューを作りました。
テールは牛のしっぽです。

食べ終わった骨付きのテールをさらに煮込んで余分な肉を落とし
ハイターで漂白して天日干しして臭いを落とす。オブジェの出来上がりです。
どことなく風の谷のナウシカにでてきそうなフォルムです。

僕は神の存在をまったく信じていません、ついでに仏の存在も。

でもいろいろな動物を解体して内蔵や骨を見ていると、
生き物ってぜったい誰かが設計してるよなーーーって毎回思います。

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テールシチューを作るために、まず調理に使う水を採りに山に行く。
山の湧き水です、冗談でもなんでもない。
オフロードバイクのおかげで歩かなくて済みます、便利!!

うちの近所には地元の人に有名な水スポットがある。
雨水を山が濾過した天然水。
水道水とは明らかに違う。

まろやかで優しい味がするので、飲食店のオーナーさんや地元の人がよくポリタンクで給水している。

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牛のテール肉はスーパーでは売ってません、市場までいって精肉業者さんから直接購入します。
この市場と湧き水の山が正反対の位置関係にあるのが面倒くさい。

まず表面を焼きます、全面焼いて肉の旨味を逃がさないようにします。
ちなみにこの鉄フライパンは葉山にあるクック&ダインさんで購入しました。

鉄で焼くと肉は驚くほど美味しくなります。
この鉄フライパンの存在を知ったその日に購入し、
ずっと最高だと信じて使っていたティファールを捨てました。

道具1つで味が良くなります、価値観が変わります。
でもこれは実際に経験してみないと分からないことだと思います。

いきなりざっくり飛ばしますが、
あとは月桂樹とか玉ねぎとかいろいろ入れて深鍋で24時間煮込むだけです。
こまかいレシピが気になる人はネットでググってください。

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付け合わせにマッシュポテトを作りました。
材料は生クリームと塩こしょうとイモだけですが、
滑らかな舌触りにするのに手間と時間と根気がいります。
こし器でこしてシチューを食べる直前に仕上げます。
うちの嫁はジャガイモのゴロゴロ感が苦手なので滑らかにしてあげます。

マッシュポテトと同時に人参を茹でて、ガーリックトーストも作る。
ガーリックトーストはよく作るので手慣れたものです。

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はい、完成。

いままで作った料理の中で一番美味しかった。
嫁もまったく同じ感想をしてくれたのが嬉しかった。

自分で言うのもなんだけど、その辺のチェーン店のレベルはとっくに超えてる。
個人経営の味にこだわってる店に肩を並べるとは言えないけど、足元にも及ばないとも思わない。



ここまでこだわって料理をする理由は、幸せになりたいからだ。
大げさな話じゃない、変な宗教にはまってるわけでもない、でも本気でそう思ってる。

美味しいものを食べるだけで人は心が豊かになる。
心が豊かになれば心にゆとりもでき、それが仕事にも反映される。

どこの共働き夫婦も同じだろうけど、僕も嫁もけっこうハードな仕事をしている。
幡野夫妻では次の日も仕事の場合、帰宅時間が20時を過ぎたらお互いの体力を考えて料理はせず、
コンビニやほっともっとで弁当を購入したり、外食をするという「20時ルール」があった。

これはこれで楽なんだけど「20時ルール」をやると不思議と夫婦喧嘩が増えることに気付いた。
夫婦喧嘩というよりも、僕が一方的にイライラするだけ。
体力の温存が目的だったのに、仕事が遅くなること自体にイライラするようになってしまったからだ。

嫁の疲労など考えず「仕事遅いんだよ!!」と僕は思ってしまい、
僕のイライラを察知して嫁は無言になる悪循環だ。

食事の内容をおろそかにしていたら心まで貧しくなって家庭環境まで悪くなる、それに気付いた。
子どもが出来る前にこのことに気付いて本当によかったと思う。

元教師で料理研究家の土岐山協子さんは
「問題のある子どものほとんどは食生活がみだれている
日本の教育を変えるには、母親を変えることであり、料理を変えること」と述べている。

社会問題を扱うルポライターの鈴木大介さんも著書「再貧困女子」にて
問題のある家庭の特徴として食生活の乱れを指摘している。


食事は腹を満たすだけのものじゃなく、心を満たすためのものだと僕は思う。

だから最近は嫁さんの朝ご飯や昼ご飯まで作るようになった。
嫁にいい仕事をして欲しいためと、なによりお互いの心を豊かにするためだ。
良好な家庭、それが僕にとっての幸せの価値観だからだ。

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なので最近は朝ご飯と嫁さんのお昼ごはんまで作るようになった。
この日は肉巻きおにぎり。

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この日はツナマヨとジャコと生たらこおにぎり。

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この日はシータとパズーが洞窟で食べてたパン。
半熟の目玉焼きが最高に食べにくいって不評だった。

朝30分早く起きるだけで、料理はできる。
不評だったラピュタパンなんて5分でできた。

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嫁がネコエプロンをプレゼントしてくれた。
ネコがかわいい。ポケットからひょこっと顔を出しています。

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胸にスプーンホルダーがある優れもの。

取材で飲食店に行く機会が多いんだけど、
洋食のお店ではだいたいシェフが胸にスプーンさしてるんだよね。

ぐっと料理が出来そうな男になったきがする。
うれしい、ますます料理を頑張ってしまいそうだ。

ホームセンターの従業員っぽく見えるのは気にしない。

へその緒

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実家に行ったら母からいただきました、桐の小箱に入ったへその緒です。

即答で「いらない」って言いましたが、もって行きなさい一点張り。

正直なところうれしくともなんともない、いらない。
冷酷な人間かと思われるかもしれませんが、マジでいらない。

その場でGoogleで調べてみると女の子には嫁にいくときに、
男の子には戦争に行くときにへその緒を渡すそうです。
そして死にそうになったときに煎じて飲むと命を救うそうです。

やっぱいらない、別に戦争にいく予定ないし。
命救うって話も信じない、それが本当ならノーベル賞ものだわ。

ネットには「母と子どもの絆」なんてことも書いてありました。
僕も32歳なんでへその緒に頼らないくても十分すぎるほど母との絆はあるつもりです。
絆って言葉きらいなんだど。

結論としては本当にいらない。
このまま持って帰っても捨てるだけ、早ければ帰りによるコンビニのゴミ箱に捨ててしまいそうだ。

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実家のネコにあげてみる、僕が寝床に近づいたことですでに警戒して怒った表情。
でも見た目はスルメっぽいし食いしん坊なので食べてくれると思う。
名前はモカさん 7歳のオス、人間でいえば50歳ぐらいの中年のおっさん。
これで寿命が延びてくれればいいな。

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わりと本気の猫パンチをくらう、痛い。

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となりにいたネコにあげてみる。
ハナさん 7歳メス またパンチをくらいたくないので目の前に投げてあげるけど無関心。

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おでこにのせてあげるもやっぱり無関心。
食べ物として認識しない、匂いがないからかな。

実家のネコはいつもカリカリを食べてる。
カリカリの音だけでいつも走って寄ってくる、匂いも抜群についている。

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作戦を変えてカリカリとへその緒を一緒に揉み込んで匂いをつけ、
撒き餌のようにしてへその緒を置く。

すでにモカさんは食べる気満々でちょっと興奮状態。

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勢いよくいった!!
釣りなら確実にヒットを確信して網を用意するぐらい。

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ダメだった。
舐めるだけ舐めてへその緒だけしっかり残して去っていった。
頭がいい。釣りでいうところのバレた感じだ、スレてるとも言う。

つぎはどうしようかな?なんて考えてたら、母に見つかりわりとしっかり怒られる。

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あなたが戦場に行かない息子にどんな気持ちでへその緒くれたのかわかりませんが、いらないんです。

そんなもの(って言ったら失礼かもしれないけど)よりも僕にはあなたやネコ達を撮影して残すことの方が価値があり、写真が繋ぐ絆なんです。絆って言葉きらいなんだけど。
32歳になってしっかり怒られましたが、そんな一件も将来思い出になります、だから写真を撮ります。

親の心子知らずなんて言いますが、子の心親知らずとも言います。

ほんのりカリカリの匂いがしてネコの唾液でちょっと柔らかくなったへその緒は母に回収され桐の小箱に戻りました。

家に帰り嫁にこのことを話すと最低の称号をいただきました。

旦那の心、嫁知らずです。

うさぎを食べた話

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うさぎを絞めて解体して食べました。
もう一回言います、うさぎを解体して食べた話です。
ありのままに写真も撮影しています、見たくない人は見ないでください。

生きることは食べることです。 

僕は狩猟に関する撮影を仕事だけでなく作品としても撮影しているので、
知り合いになった猟師や農家の人に普段から
「なにか珍しいことをするときは撮影させてください。」
なんて挨拶のように声をかけている。

その甲斐があって友人からうさぎを食べるから来ないか?と誘われた。

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あきる野猟友会に所属する僕と同じ年齢のハンターの小川さん。

彼は銃での狩猟免許だけでなく、罠の免許も所持している。
都会からあきる野市に移住して奥さんと子どもと住んで、片道2時間会社のある都心まで通っている。
その珍しいライフスタイルから「サラリーマン猟師」と名乗り、
新聞社をはじめいろいろな媒体で取材をうけている人だ。

Twitterで若いハンターだけを集めてジビエ料理屋でオフ会を開催したり、
鶏を屠殺して食べるワークショップなんかも開催している。
SNSを利用するあたりが現代的で面白い。
射撃会を開催するしか能がない猟友会には真似できないフットワークの軽さがある。

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僕が一番面白いと思ったのが小川さんの提案する罠シェアリングだ。
東京都では近年罠猟の免許取得者が激増している。
ただ実際には活動しないペーパーハンターが多いのが実情だ。
活動しないというよりも都内では諸問題から活動できないっていう方が正しい。
それを解消すべく提案したのが罠シェアリング。
詳しくはこちらを参照してください。


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実際に解体する農家に移動した。
農家で家畜として飼育されたうさぎを5人で解体する。
ダンボールのなかに生きたうさぎが2羽いた。

うさぎは美味しい。
僕は今までに一度だけうさぎを獲ったことがある。
獲らなくても小洒落たレストランでも出てくるし、ネットで通販することもできる。

そもそもなんでうさぎの数え方は「匹」でも「頭」でもなく「羽」なのか?
鳥じゃあるまいしなぜ「羽」なのか? うさぎに羽は無い。

昔のお坊さんはうさぎが美味しいことは知っていたが、獣の肉を食べることが許されていなかった。
どうしてもうさぎを食べたい坊さん達はうさぎを鳥っていうことに無理やりして食べていたらしい。

お役所的な感じというか、とにかく日本的な発想だ。
つまりそんな理屈を捏ねてでもうさぎを食べたい、うさぎが美味しいっていうことなんです。

でも、うさぎを食べたことを公表するにはちょっと覚悟がいる。
バッシングに耐える覚悟だ。

スズメバチやゴキブリやネズミを駆除することをバッシングする人はいない。
でも野良猫や鹿、熊なんかを駆除したらバッシングする人は多い。
理由は簡単、見た目とイメージがかわいいからだ。

カラスを食べたことを公表しても批判はされない。
むしろ興味深々に肯定的に話を聞いてくる人が多い。

でもうさぎは違う、かわいいからだ。
味の話じゃない、見た目の話だ。

僕はバッシングしてくる人を相手にしないことにしている。

前に動物愛誤な人と議論したことがあるけど、話は平行線にしかならなかったからだ。
どんなにわかりやすく丁寧に説明しても相手が感情論だけで理解しようとする気がなければ無駄だ。

可哀想だ!!と言いつつスーパーで売られてる肉を買って食ってるような人にバッシングされても相手にしない、そういう人は簡単な想像力すら持っていない人だから。

動物を食べなくても人間は生きられる!!なんて言いつつスーパーで売られてる野菜を買って食ってる人にバッシングされても相手にしない、そういう人は少し複雑な想像力を持っていない人だから。

人間が野菜だけで生活するならまず、野生動物をいまよりもっともっと駆除しないといけない。
なぜなら野生動物が最大の人間のライバルになるからだ。
野菜をつくるためにどれだけの野生動物を殺しているか。

人間が生きるというのは、絶対になにかしらの命を頂かなければ成り立たない。
だから命に感謝する。

そんなことにも気づかない人にバッシングされてもなんとも思わない。

でも「可哀想」って感情は間違っていない、正しいと思う。
僕だって動物を獲ると可哀想だと感じる。
低価格で安定した供給するための効率的な畜産の実態や、殺処分される動物、ペットショップで売れ残った商品達のその後の実態を知ると可哀想だと思う。

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生きたうさぎを気絶させる。
いきなり刃物を使うのは暴れて危ないので頭を鉄棒で殴る。
ここで躊躇しては絶対にいけない、渾身の力で振り下ろす。

たぶん気絶どころか死んだ気がする。
動物って死ぬと目が変わるのでなんとなくわかる。
不思議と動物は死んでも目を閉じない。

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首にナイフを入れて逆さにして血を抜く。
血を抜かないと肉がレバーっぽい感じの血の味になってしまう。
よく野生の肉が臭いって言われる理由の一つがこれだ、血抜きを失敗すると臭くなる。

あたりまえだけど体の大きさに比例して血の量は増える。
鹿を解体すると何リットルもの血が出る。
鴨はほんのちょっとしか出ない。うさぎはコップ一杯ぶんぐらいしか出ない。

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お腹にナイフを入れて内臓をとりだす。
膀胱と腸の内容物が出ないように気をつける。
初めて動物を解体する人のために小川さんが丁寧に一つ一つ説明してくれる。

内臓を全部出したら川の水で冷やす。
この日は暑かったけど、さすがに川の水は冷たい。

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冷えたら皮を剥ぐ。
服を脱がせるように、皮と肉の間にナイフをいれて剥ぐ。
皮は塩漬けにして後日毛皮にするそうだ。
毛皮も最近では批判の対象になっているけど、副産物の毛皮を捨てるほうがもったいない。
フェイクファーの手触りや質感はリアルファーの足元にも及ばない。

「リアルファーは生きたまま毛皮を剥がすから残酷だ!!残酷だと思ったらシェア⭐︎」
なんて投稿をSNSでたまに見かける。

普通に考えて生きて暴れる動物からナイフ片手に毛皮を剥がすことは危なくてできない。
筋肉も収縮して作業しにくく毛皮もボロボロになって商品価値を失う。
しかも血抜き出来てないから肉質も落ちる。

普通に考えれば分かるウソだ。
ちょっと想像力を働かせればわかることなのに目をつぶって現実をみない。
なにごとも知ればウソを見抜ける。

ネットでちょっと調べると、生きたまま皮を剥がされて鳴き叫ぶうさぎってのが出てくる。
とても残酷な動画で心が痛む。しかし皮を剥がされているのではなくて毛を毟られているのだ。
毛が目的だから屠殺はしない、羊とおなじ理論だ。
バリカン使えばいいものをなぜか手で毟ってるので非難されるべきだけど、
リアルファーとは似ているようでまったく違う次元の話だ。

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足と頭を外す。
足はお守りになる。
ラビットフットと呼ばれイギリスなんかではわりとメジャーなお守りだ。
うさぎは繁殖力が高いので、お守りに持つと子宝に恵まれるらしい。

頭は地中に埋めれば分解されて骨だけになり、標本になる。

剥いだ皮と頭にスズメバチがやってきた。
近くに巣があるのか7~8匹近くいる。キイロスズメバチだ。
皮についた肉と目玉をかじっている。

動物って死んだ瞬間に他の動物の餌になる、不思議だ。
人間だって例外じゃない、土葬していた時代はよく熊に墓を掘り起こされて遺体を食われていた。

熊がどんぐりやハチミツを主食にしているってのは幻想で、熊の主食は死肉だ。

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内臓と毛皮と足と頭が無くなると完全に肉だ。
このあたりで美味しそうに見えてくる。
骨から肉を取り分けて、そのまま料理をする。
美味い、本当に美味しい。

うさぎを食べてブログが大炎上した人が、うさぎはかわいい味って表現した理由がわかる。
ジビエの中ではかなりやさしい味がする。

この農家の人はうさぎ繁殖業者から購入したものを家畜として繁殖させている。
繁殖業者はペットショップに卸すだけでなく、生き餌として販売したり研究実験用にも販売している。
動物園のライオンだって生き餌として週に一回ぐらい元気なうさぎを与えられたりする。
最近では批判が多くなってきたので減ってきたようだけど、化粧品メーカーなどの商品開発の現場にも実験用としてうさぎがいる。

そういう裏側を見せないようにしているから気づかないことかもしれないけど、
ペットとして愛情をもって飼われているうさぎは間違いなく幸せなうさぎだ。
うさぎを飼ってる人は大事に育ててほしい。

飼えなくなっても山に放しては絶対にダメだ。
広島県に「うさぎ島」と呼ばれる島がある。
大久野島という正式な名前があるが大量の野生のうさぎがいるためうさぎ島なんて呼ばれる。

なんでうさぎが大量にいるかというと40年ほど前にたった8羽のペットだったうさぎを放したからだ。
かわいい顔して、生態系を壊してしまうのだ。

アライグマも同じだ、近年アライグマが激増して農作物が荒らされまくっている。
アライグマはもともと日本にはいない動物だった。
TVアニメ「ラスカル」の人気でペットとして欲しがる人が増えた。
でもアライグマは気性が荒くペットに向かないため、困った飼い主はアニメと同様に山へ放したのだ。
その結果農家の被害は増え、猟友会や行政が批判を受けながら罠を仕掛けて捕殺するに至っている。

「動物だって生きるために必死なんだ」なんてお決まりのフレーズが聴こえてくる。
そういう人はぜひ家の鍵をかけないで、ドアも開けっぱなしで生活してほしい。
生きるために必死な人間が部屋を荒らしてくれる。

「ペットを飼うなら責任を持って」なんて言葉がある。
この責任って意味は責任もって最後まで面倒みろって意味だけど、
面倒見れないなら責任もって殺せって意味でもある。

結局、人間の勝手で生態系が崩れたんだと思う、だから人間の手で生態系を戻さないといけない。

そんなことを考えさせられるうさぎ食事会でした。

炎上した話

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狩猟をはじめて今年で4年目。
たくさんの動物を獲ったし、たくさんの写真を撮った。
狩猟を始めたことでいろいろな媒体から取材をうけたり、
コラム執筆など仕事の幅も広がり本業のカメラマンとしての売り上げも増えた。

狩猟の写真は1000点を超えた、そろそろセレクトして発表段階に移ろうと思う。
ちょうどタイミングよくNikonが主催するポートフォリオレビューに参加することができた。
5年前に海上遺跡の作品シリーズを発表して以来のレビューなので緊張した。

ポートフォリオレビューというのはニコンサロンで展示するための公開審査のようなもので
審査員が直接作者にコメントをしてくれる貴重な機会だ。

過去数回レビューには参加しているのでその経験からして、狩猟写真の反応は良かった。
「次回また持ってきてほしい。」と言われたのでまたブラッシュアップして持って行く。
作品というのは一人では制作できない。人それぞれなんだろうけど僕は無理だ。

どうしても独りよがりになってしまう、
発表する以上、他人の意見をある程度耳を傾けなければ成り立たない。
審査員や信頼出来る写真家、評論家、ギャラリーやサロンの人など。
とにかく写真や美術関係者いろいろな人に作品を見てもらう。
耳を傾けないで作品を発表して評価を得ている人は本当にすごいと思う。

ポートフォリオレビューに参加して嬉しかったのが、
海上遺跡の写真を知っている人が数名いたことだ。
狩猟の写真ももうちょっとだ、がんばろう。



さて、本題に戻りますが僕のTwitterがクリスマスに炎上しました。

炎上した原因の一つがまさにこの狩猟写真。
同じハンターである孤独のジビエ氏と議論に発展した。

その模様がまとめられ炎上に発展していった。

たった一枚の狩猟写真から
「狩猟はかわいそう!あなたは肉を食べないの?」という議論が巻き起こった。
一年で一番チキンが消費される日に巻き起こったのも面白い。

誤解されたくないので言っておきますが、
僕は「あなたは肉を食べないの?」なんて相手に言ってないです。
僕だって動物を獲ったらかわいそうって思います。
その上で食べます、そんな矛盾のなかで生きてます。

最初はtogetterにまとめられ、そこから注目されて
複数の2ちゃんねる系のまとめサイトに飛び火していった。

現在コメントの総数は3000件ぐらいある。
総PVは恐らく20万~30万PVぐらいある。
僕のTwitterの該当コメントの表示回数だけでも25万回あってリツイートは1700件を超えてる。

全てのコメントに目を通して有益なコメントはコピペして保存した。

誹謗中傷もあれば的を射た的確な批判もある、肯定や賞賛をするコメントもある。
面白いのがその比率がどのサイトでもほぼ同じ比率ってことだ。
そしてコメントした人同士で議論をしている。
うさぎを食べて炎上した女性とだいたい同じような現象がおきた。

本人の主観だから見たい情報だけ見てたのかもしれないけど、
賛否両論というよりも肯定意見の方がずいぶん多かった気がする。

猟友会が主催する狩猟フォーラムなどはそもそも狩猟に関心が高い層が集まるので批判などおきない。
今回のネット炎上はそういうことではく、世間一般の狩猟に対する反応が見れたのが面白い。
(別に狩猟フォーラムを批判してるわけじゃないですよ。誤解のないように。)

僕にとってかなり貴重なデータになった。
狩猟者として世間の反応を知れたし、写真家として作品の反応も知れた。

一番多かった批判のコメントが「不特定多数がいるネット上に画像をあげるな、配慮しろ」と
「わざわざ画像をアップする必要がない」ってコメント。

その意見は深く受け止めます。
その上で申し訳ないけど僕は配慮はしないし狩猟の写真もアップする。
配慮していたらなにもできないからだ。

たった一本のクレームのために発売を延期した「うどんかるた」の対応を僕は正しいとは思わない。

結婚していない人に配慮していたら、僕は嫁ネタのことはかけない。
幡野夫妻にはまだ子どもがいないが、
子どもネタを投稿してる人に僕に配慮して画像上げるな!とも思わない。

画像アップの必要性だけど、そんなもの全ての画像に当てはまる。
子どもの写真も食事の写真も、猫の写真も自分の仕事の成果も全部あてはまる。
必要性のある画像のアップなんて全部無い。

必要性と配慮を突き詰めていったら写真家も漫画家も小説家も音楽家もなにかを表現する人は
誰も作品を発表することなんてできない。
できないことなくても誰かに配慮するような作品には疑問が残る。
批判は甘んじて受ければいい。


ただ僕は一枚の写真からこれだけ大きな反響があったので
今後の活動の糧になる勉強が出来たので良かったと心から思っている。
なにを表現するかはその人の自由、その表現を批判するのも自由、批判に反論するのも自由だ。

最後に言っておきますが、僕は議論をしている孤独のジビエさんのことを前々から尊敬してる。
彼のブログで取り上げている「狩猟ビジネス」のカテゴリーを読んだ時は本当に感心した。
炎上したあとでもやはり、狩猟のことを真剣の考えている彼の姿勢に尊敬の念は変わらない。

おこがましい発言かもしれないけど、
そういった意味では同じレベルの人間だからお互いぶつかってしまったのだと思う。

いい歳したおっさん二人がお互い引かずに議論しててお恥ずかしいのですが
最終的には奇跡的に綺麗にまとまってます。

散弾銃の所持者同士が口論したって最終的には人間トラブルには発展しません。

年末年始の読み物としてお時間あるときにぜひ覗いてみてください。
ではみなさま良い年を。



山で会った犬の話。

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去年の11月に山の中で一頭の犬に出会った。
すでに左目は潰れて、背中には大きな傷跡がある。

猟友会のオレンジベストを着て散弾銃を持っている僕を見かけるや駆け寄ってきた。
狩猟中に獲物を追いかけて夢中になって迷子になってしまったのか、
引退して放し飼いにされているのか、とにかく猟犬のような気がする。

僕は犬が苦手だ、怖い。僕は猫派だ。
でも怖がる素振りはみせない、ビビってるのが犬にバレると向こうは強気でくる。

ちなみにこれから先、動物の骨の写真が出てくるので、苦手な人は見ないでね。

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「こっちおいでよ!!」って僕を案内するような感じで走り出した。
獲物のところにでも案内してくれるのかと期待してついていく。
こっちが立ち止まると、犬も止まって待ってくれる。
とても忠実だ、ついさっき会ったとは思えないほど忠実な猟犬だ。苦手だけどかわいい。

先日、猟犬をつかったイノシシ猟に参加して思ったことだけど、犬は狩猟には欠かせない。
警察や軍隊、レスキュー、病院や老人ホームでも犬が活躍して人間を助ける。
石器時代から人間が犬をパートナーにしていた理由がわかる。

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しばらく山の中を歩くと、犬が地面を掘り出した。
こっちをチラチラみて「ここだよ!!」って合図する。

これ花咲か爺さんの話や!!

小判だったら遺失物届けをちゃんと出して半年後には自分の取得物になるな、
なんて狸の皮算用しながら折りたたみスコップを出して掘る。

掘り始めて30秒で出てきた!!

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白骨体。

全長1mぐらいの白骨。
人間の子どもかと思って青ざめたけど、キバがあるからサルだとすぐ気付いた。

犬は褒めてくれといわんばかりの顔をしているのであたまを撫でてあげると、
しっぽをブンブン振り回して嬉しそうだ。

せっかく犬がプレゼントしてくれたのと、
今年はサル年なのでノコギリで頭を落として記念に持ち帰る。

犬にお礼を言って別れる。保健所の人に見つかるなよ。

頭蓋骨にはまだ臭いもあり、
きれいな標本にするためにもう少し地中に埋めて分解する必要がある。

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嫁の実家の庭に埋めさせてもらった。
激しく抵抗するお義母さんを言い包めるのはわりと簡単だ。
塩をまくお義母さん。

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先日、そろそろいいかなと掘り返してみた。
6歳になる子どもが興味津々で見たがってたけど、お義母さんと嫁が必死に食い止めてた。
僕は子どもに見せられないようなことをしているのかとちょっと実感する。


土を落として、水洗いして。
キッチンハイターで漂白して天日干しする。

臭いはほとんど無いけど、若干歯茎の赤色が残っている。
もうちょっと長く埋めるべきだったかな。


これが山での出来事じゃなくて街中の出来事だったら、犬は保健所で殺処分されて
サルの白骨体に警察も報道も集まっただろうな。

そんな街中でニュースになるようなことが山では当たり前のようにある。
メチャクチャだ、本当に楽しい。

謝らない人と接触事故に遭った話。

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交通事故に遭いました。

僕はハザードを点灯させて完全に停車しているときに、
追い抜きざまに相手の黒い車のミラーとうちの車のミラーが接触。

「カコーーーーン!!」って明らかに接触した。
こっちは完全停車、相手は走行中。
 過失割合は10対0か9対1で相手が悪い。

雨も降っていて、あーーー面倒だなと思ったのも束の間。

相手車両は一瞬減速したけど止まる事なく、逃げるように進んでいる。
クラクションとパッシングで合図をするもウインカーを出して交差点を曲がろうとしている。

慌てて4桁のナンバーだけ控えて、ダッシュで交差点に捕まる相手の車まで行った。
相手の車のミラーにはうちの車の白い塗料がついている。明らかに接触している。

30代ぐらいの男性が運転していた。
セカンドシートには1歳ぐらいでギャン泣きしたお子さんを抱いた奥さまと思われる女性がいた。
ただ子どもをチャイルドシートにも座らせてないし、女性はシートベルトもしていない。

男性は謝ろうとしないどころか言い訳ばかり。

そっちも音聞こえたよね、ミラーに塗料もついてるよ?と問いただすと
 「いやー聞こえたけど、ベビーカー載せてるからよくわからない」とよく分からない返事。

とりあえず警察呼ぶことを伝えると「一度子どもを自宅に連れて行きたい」ってお願いされる。
ギャン泣きしてるし、もしかしてインフルエンザかなんかで体調悪いのかと思い、承諾。

しかし相手は直前まで逃げようとしていて、いまも謝ることもしない人物。
全く信用できないので免許証を出してもらい、
戻ってきたら写真は削除する約束でiPhoneで写真を撮った。
このとき写真を撮ることに異常なほど拒否していた。

20分で戻ると約束したので待つことに。
その間に傷を確認するがミラーカバーの交換で済みそうな軽傷。
ディーラーに電話して部品代と工賃を聞くと5000円で直るそうだ。
警察呼ぶほどの事故でもないので5000円で示談にしようと思った。

そんなことしてたら相手が帰ってきので示談を提案する。
警察沙汰にならないと知りホッとしたのか、
はたまた示談を提案してきた僕を当たり屋だと思ったのか
相手が開口一番に言った言葉が「本当にぶつかった?」との強気の返答だった。


すごい、本当にすごい。

僕が彼と同じ立場ならまず謝る。
そして待ってくれたことと部品代と工賃代だけの示談で済ませてくれることに、感謝をする。

彼は他人に謝ったら死んでしまう世界で生きているのだろうか?
それとも交通事故では謝った方が負け、謝らなければ勝ちと思っているのだろうか?

はっきり言ってあんたはに勝ち目はない、なのに強気で謝らない。
自分の非を認められない人は哀れだ。本当にかわいそうだ、こんな人間がいるのかと驚いた。

これが6対4とか5対5の事故なら謝らないのは有効かもしれない。
でも9対1の事故なら素直に謝った方がいい、謝らないと相手の怒りを買うだけだ。

そういう態度なら警察を呼んで塗料の鑑定をしてもらいましょう、
逃げようとしたことも警察に伝えます。
 とこっちが態度を変えると5000円払いますと相手も態度が一転する。

しかし手持ちのお金がないので振り込みにしてほしいと。
こちらの口座を教えると、先に写真を削除してくれと要求してくる。
この人はバカなのだろうか…。
さっきからずっとそうだ、被害者に謝るわけでもなく常に自己保身ばかり。

振り込みが確認できたら削除します。と伝えると
 「それじゃ本当に削除したか確認できないだろーがー!!」とまた強気な発言。

僕でよかった、事故に遭ったのが僕で本当によかった。
これが妊娠中の嫁だったら確実に相手にのみ込まれて、言いくるめられてた。
キチガイの相手をさせて嫁に嫌な思いをさせずに済んだ。

結局その日のうちにお金は振り込まれた。
すぐに電話がかかってきて相変わらず強気な態度で写真の削除を求めてきたので、これには応じた。
最後までちゃんと謝ることをしない人だった。最後まで写真の削除に必死な様子だった。


削除する前にネットで名前を検索してとても納得した。

事故をおこした地域の中学校で数学を教えている先生だった。
そりゃ当て逃げしてるんだから焦るわな。
下手すりゃ逮捕。さらに下手すればニュースになる。
自己保身で必死にもなるよね。

きっと普段から生徒さんにもそういう態度で接しているのだろう。

いじめ問題が発覚する学校の記者会見をみていると、
先生っていうのは謝らない人が多いと思っていたが、
それを33歳になった自分が体感するとは思ってもいなかった。

自分の非を謝れない人、相手の所有物に傷をつけても謝らない人が
思春期の中学生を相手に教育しているんだよね。
そりゃ自殺してしまう子どもは先生に絶望も抱くよ。

もちろん教師全員がそうとは思わない、たまたま自分の相手がそうだっただけと信じたい。


しかしこの人は数学の先生ってぐらいなんだから難しい計算ができるんだろうけど、
生きる上において必要で簡単な計算ができないんだね。

勉強ができようが、仕事ができようが、謝ることができない人はかわいそうだ。

広島の自殺してしまった中学生のニュースをみて多くの人が感じたことだけど、
中学校というのは狭い世界だ。

中学生にとって中学校というのは世界の全て。
そこで絶望を感じれば自殺してしまう。

だからこそ広い世界を教えてあげる先生や大人が必要な気がする。
でも先生自身が狭い世界で生きているからそれができない気がする。

とても勉強になった。

叔父が亡くなった話と写真展の告知。

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訃報というのはいつも突然だ。
叔父が亡くなった、僕の父の兄で石材店の二代目だ。

80歳を過ぎていたのにもかかわらず、病気知らずの健康体だったので本当に驚いた。

昼食に大好きな蕎麦を食べたあと、コタツで昼寝をしていたそうだ。
そしてそのまま眠りながら亡くなったらしい。
死因は分からずじまいで結局、急性心不全ということになった。

好物を食べて、眠るように死ぬというのは多くの人が望む最後で、
多くの人が叶えることができない最後だ。

人は死に方を選べない。
いろいろな死に方を見聞きしてきたが、叔父は最高に幸せな亡くなり方をしたと思う。

親族は悲しんでいるというよりも、笑顔が多い。
親族しかいない納棺中は笑顔が多いというか、わりと笑い声と笑顔が絶えない感じだった。

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姉の結婚式で叔父を撮影した記憶があったので、データを探してプリントして渡した。
写真はつねに撮影しておくものだなって思った。
別にわざわざプロに撮影してもらうとか、改まって写真館とかで撮る必要はないと僕は思う。
スマホやデジカメが普及しているんだから、それで瞬間を撮ればいいと僕は思う。

納棺師を描いた映画「おくりびと」と同様に納棺師の方が納棺作業をする。
映画同様に所作が美しい。
生前吸っていたタバコを一緒に入れてあげる。

家族は全員叔父がタバコを吸っていることを知っていたが、
叔父はタバコを吸っていることを隠していた(つもり)。
喫煙中に近くを通るとサッと隠したらしい。
だから棺にも隠すようにタバコを入れてあげた。粋だ。

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男性陣が叔父を持ち上げて棺に移し、女性陣が白い布を叔父にかけてあげ、棺に花をいれる。

布を掛けているときも「布外したら手品みたいに、いなくなっていたら面白いよな、ガハハ。」
「んで本当は生きてて笑いながら裏からでてくるんだ、あっはは。」みたいな笑いが常に溢れる。

ちなみに花をいれている写真の彼は泣いているのではなく、笑っているんです。
不謹慎でもなんでもない、心から笑顔で送ることができる。
叔父は本当に幸せだ。

棺のふたをしめて出棺。
孫が遺品のサングラスをかけてお見送り。
僕はこういう人が好きだ。

叔父の孫たちはちょうど思春期の子が多い。
僕個人の考えだけど思春期ぐらいの時期に「死」というものに触れておいた方がいいと思ってる。
それが身近な人であればあるほどいいと思ってる。身近な人の死というのは思慮深くなる。

いまの社会はあまりにも「死」から目をそらしている気がする。
不謹慎や縁起でもないという魔法の言葉で「死」を見ることも意識することも、
口にすることもいけないような空気がある。

人間は誰だっていつかは死ぬ、絶対に。
絶対にいつか来ることに向き合わない生き方は思考停止と変わらない。
思考停止した生き方なんて、死んでいるのと変わらない。って僕は思ってしまう。

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お通夜まで時間があるので嫁とお墓参りにいってきた。

妊娠中は墓参りしちゃいけないとか、葬儀にでちゃいけないとか小言が聞こえてきそうだけど、
僕はそんな迷信まったく信じない。
逆にそんな迷信で行動を制限されている人をみると思考停止した人だなと思ってしまう。

墓を見て嫁が「えっ、これ?これ?なんで?なんで?なにこれ?」と嫁は困惑気味。
そうだよね、多分ほとんどの人は理解できないよね。

ホームセンターで売ってそうなブロック石で囲まれた敷地のなかにある、普通の石。
叔父が親の墓として建てたものだ、つまり僕のおじいちゃんおばあちゃんのお墓。

かなりDIY感がある。というかDIYらしい。
DIYってDo It Yourself.の頭文字なんです。

さっきもふれたけど叔父は石材店の二代目、石材職人です。
普通、石材職人なら親の墓はすごいの建てそうじゃないですか?それがこれですよ。

本人たちに似た石を川原で探して拾ってきたそうです。

左の小さい二つは産まれてすぐに亡くなってしまった双子の墓石。
真ん中二つが両親の墓石。
右が若くして病気で亡くなった妹さんの墓石。

石材店が受注する仕事は職人として客が満足できるものを作り、
自分の親兄弟の墓石は自由に作家としてここまでぶっとんだことしちゃう。

叔父の既存の墓石に対するアンチなのか、叔父がたどり着いた墓石の本質なのか。
僕はこの墓石に叔父のメッセージを感じずにはいられない。
本当にすごいと思う、立派な現代アート作品だ。
この墓を前にすると興奮する。

いつかこの墓についての本音を聞いてみたいって思ってたけど亡くなってしまった、
これが僕としては本当に心残りだ。元気だからあと20年は生きると思ったんだもん。

僕以外の親族は「時間とお金が無かったからだ。」なんて言っていたが僕は絶対にそうは思わない。
本当に時間とお金が理由ならきっと時間とお金ができたときに建て替える。
並みの人なら世間体を考えて建て替える。
というか建てようと思ったらこの霊園で一番立派なものを建てられる。

きっといろいろな人に理由をきかれて恥ずかしかったのか、
はたまた批判されたりして面倒だったのか、
ちょうどいい答えが 「お金と時間」って答えたんだろうな。
タバコを吸っていたことを隠すように、本当の理由を隠していただけだと思う。

叔父は僕のことを「幡野家から芸術家がでて嬉しい。」なんて言ってくれていたそうだ。

僕からすれば叔父の方が遥かに芸術家だ。多分一生追い抜けない。
僕からすれば幡野家にこんなすごい芸術家がいたのかと思う。
この墓の真相を聞けなかったのが本当に悔しい。

この後お通夜と告別式があるけど、その話はまたの機会に。


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あと宣伝です。

明日4月2日~3日までの2日間ですが写真展に出展します。
鈴木心ワークショップ大写真展です。

僕が鈴木心のワークショップに通っていたのは2011年から1年間。
師匠のもとから独立したのも2011年。
だからちょっとおこがましいけど鈴木心は第二の師匠だったりします。

僕がこのワークショップで学んで、いまでもそれが生きているのは「考えること」です。
とにかく考えることの多いワークショップだった。

場所は福島県郡山市 郡山駅のすぐちかく郡山ビックアイ6階です。

ギャラリートークがいまから楽しみです。

2日17時から「なぜ僕らは死ぬのか」
3日13時から「なぜ僕らは生きていくのか」
3日15時から「なぜ僕らは写真を撮るのか」

この「なぜ?」の疑問と答えを模索する行為が僕は好きです。
いいですよね、写真うんぬんじゃないこのテーマ。

僕も2日間在廊します。
今週末はぜひ郡山で過ごしましょう!

写真展

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5年前に鈴木心のワークショップに一年間通っていた。写真を勉強するワークショップだ。


2011年に始まったワークショップはいろいろな形に変化し現在まで続き、今回福島県郡山市で生徒総勢90人による大写真展が開催されて僕もそれに出展した。


会場にずらーーーっと展示された大量の写真を見て神藤くんと高木さんの写真に心打たれた。文字通り群を抜いていた。


2人とも鈴木心のアシスタントを卒業して現在はプロとして活躍している。
自分の写真が急に恥ずかしく思えて今すぐ剥がしたくなるほど心打たれた。


2人ともメッセージは違うけど偶然にも同じ被写体を撮影していた、行き着くところはそこなんだなって思った。


それを酔っ払いながら鈴木心に言ったらどうも納得がいかなかったようで予定になかったギャラリートークに無理やり引っ張り出されてマイクを握らされた。


写真やってる人間に写真の話をするのって難しいので狩猟中に雪山で遭難した時の話をした。


わりとウケる鉄板ネタだけど嫁は何回も聞いている話なので、またその話かって顔してた。

写真展パーティー

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写真家の友人と写真展のパーティーに行った。
スーツの人ばかりで雰囲気から醸し出る業界人っぽい人だらけ。
ホテルでやるパーティーと変わらないクオリティ。
パーティー後に「軽く一杯だけな。」なんて言いながら単価300円くらいの立ち飲み屋に入った。
なんだかんだ写真の話で盛り上がって4時間ほど滞在して会計は9000円。
酔っ払ったのか立ちっぱなしで疲れたのか2人ともフラフラになりながら帰る。

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サービスエリアの桜が綺麗だった。
ここに工事用の照明を置いた人に感謝。
自分がたまたまこのサービスエリアに止まったことを考えると、被写体との出会いって偶然だ。


ファンを撮る。

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僕のファンだと声を大に公言するする女性を撮影した。
仕事とはまた違った緊張をした。というよりもタレントを撮影するときよりも緊張した。
彼女のフェイスブックのプロフィール写真に使ってくれた、反響は良かったのでホッとする。


名前

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出産予定日なんて1週間ぐらい前後するそうだけど、順調にいけば2ヶ月後に産まれる。
先日ようやく名前が決まった。
僕が3案出して妻がその中から選んだ。
〇〇みたいな人になって欲しいと願いを込めて名前を付けるのではなくて、
〇〇みたいな人になるように育てなければならないのだなと気付いた。

幡野という苗字でいままで散々苦労してきたので、いわゆるキラキラネームではないです。

募金

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小銭貯金が貯まった。
だいたい10ヶ月で1リットル大ぐらいの瓶が一杯になる。
金額にして6~8万円。
いつもアマゾンの欲しいものリストを消化して散財してる
今回は全額熊本に募金しようかと思ったけど2万円だけ募金した。

残りのお金で食料、水、ガスを買い増して避難先で使える簡易ベットと太陽光充電器を購入して自分が被災したときの備えにしようと思う

GW

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明日からゴールデンウイーク。
みなさまどんな休日を過ごしますか?
僕のおすすめはジェットボイルをリュックに詰め込んでYAMAHAのバイクに乗ってツーリングです。
そんな撮影をさせていただきました。


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フェリーと電車を利用した自転車の旅もおすすめです。
海に沈む夕日を眺めながら飲むコーヒーは格別です。
表紙と巻頭企画を撮影させていただいています。
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旅ものの撮影得意です、お仕事ください。

有害駆除

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有害駆除に同行取材をさせてもらった。
顔のまわりにまとわりつく蚊やハエが多く不快度が高い。そんな中でじっと動物が来るまで待つ。
長期的な解決には至らないけど、短期的な処置として畑の農作物を食害から守っている。
畑を荒らす動物だって生きるために仕方ないんだって思う人は
玄関のドアをあけっ放しで生活してみてね、生きるために必死な人が家を荒らしてくれるから。
狩猟は命ってなんだろう?ってことを毎回考えさせられるから好きだ。
スーパーで売ってる野菜も果物も駆除された動物の命の上になりたっている。

出産予定日まで一ヶ月。

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出産予定日まで一ヶ月。
どんどんお腹が大きくなってきてハンプティダンプティみたいな体型になってる。
産休にはいり悠々自適な日々を送っている。
産休と育休って素敵。

一年、また一年。

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いまの家に住んでちょうど一年になる。
妻のおじいちゃんの家から30mぐらいしか離れていないので、
この一年でおじいちゃんをたくさん写真に撮った。

先日おじいちゃんが89歳の誕生日を迎えたので製本してプレゼントした。

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ひ孫が出来たこと知ったときのおじいちゃんの嬉しそうな表情が好きだ。
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