エレベーターのボタンを押すのが好きな息子。
背伸びをして押すのがかわいい。
背伸びをして押すのがかわいい。
扉が閉まると少しさみしくなるけど、それよりも帰宅の無事を願う。
写真を撮るからファインダーごしに妻子を見るのだけど、妻子からはカメラを構えた僕を見ている。
本当はカメラなんか構えないで目と目を合わせるべきなんだと思う。
でも写真を撮りたい、そんな葛藤がある。
本当はカメラなんか構えないで目と目を合わせるべきなんだと思う。
でも写真を撮りたい、そんな葛藤がある。
ベン・スティラーが監督 主演した「LIFE」という僕の大好きな映画のなかで世界中を旅する写真家が
「その瞬間が俺にとって好きな時間なら、カメラに邪魔されたくない、その一瞬を大切に味わう」
と最高にしびれつつも同感するセリフがある。
本当に大切な一瞬はカメラを構えるよりも目で見た方がいいのだ。
「一眼レフよりも肉眼レフ」これは鈴木心氏の言葉だ。
写真に大切なことは写真技術本よりも映画や小説の中にある。